IIJmioの歴史

IIJmioのSIMを使い始めたのは2012年秋で、既に5年超となる。平日12時台他混雑時間帯に通信速度が低下する等まったく問題がないわけではないけれども、信頼できる事業者であることを実感しており、安心して使い続けられている。使い始めた当初からかなりサービス内容が変わってきているので、その歴史(変遷)をまとめてみた。なおIIJmioのSIMと書いたが、正式名称はIIJmioモバイルサービス(タイプD)もしくはIIJmioモバイルサービス(タイプA)である。

■IIJmio(SIM)の歴史
2012.2.27(月) 13:00 サービススタート
NTTドコモの3G/LTE回線を使うサービスとして、IIJmio高速モバイル/Dサービスの名称で開始。
開始時点で用意された料金プランは、ミニマムスタート128プランとファミリーシェア1GBプラン。
追加クーポンは100MBで500円(税別)。
データSIMのみの提供で、SIMサイズは標準SIMとマイクロSIMの2種類。SMS対応SIM、音声通話対応SIMはまだ提供されていなかった。

2012.5.22(火) 15:00 IPv6対応開始。

2012.11.5(月) 11:00 SIMカードのサイズ変更(SIMカードタイプ変更)が可能になる。

2012.12.1(土) 9:00 ライトスタートプランの提供開始。

2012.12.18(火) 11:00 nanoSIM提供開始。(nanoSIM初採用のiPhone5が発売されたのは2012.9.21(金)。)

2013.4.1(月) サービス内容の改定。
(1)プラン名称変更。
ミニマムスタート128プラン→ミニマムスタートプラン
ファミリーシェア1GBプラン→ファミリーシェアプラン
(2)クーポン非適用時の最大通信速度が128Kbpsから200Kbpsに変更。
(3)バンドルクーポンの有効期限が付与された月の末日から、付与された月の翌月末日に改定。
(4)クーポン適用ON/OFF機能の提供開始。
(5)200Kbps通信時の3日間規制開始。
ミニマムスタートプランとファミリーシェアプラン: 3日間で366MB超で通信速度規制。
ライトスタートプラン: 3日間で120MB超で通信速度規制。

2013.9.1(日) 各料金プランのバンドルクーポン増量を正式に開始。追加クーポン値下げ。
ミニマムスタートプラン:なし→500MB
ライトスタートプランとファミリーシェアプラン:1GB→2GB
実際には2013.6.1(土)から2013.8.31(土)までキャンペーンとして増量が行われていた。
追加クーポンの料金が、100MBで500円(税別)から100MBで300円(税別)に値下げ。

2013.10.1(火) ライトスタートプランとファミリーシェアプランが値下げ。
ライトスタートプラン:月額1880円(税別)から月額1520円(税別)に値下げ。
ファミリーシェアプラン:月額2800円(税別)から月額2560円(税別)に値下げ。

2013.10.7(月) 11:00 SMS機能提供開始。SMS機能付帯料はSIM1枚あたり月額140円(税別)。
SMS対応SIMの提供開始。SIMフリーiPhoneでずっとアンテナピクトが立たない状態で使っていたのが、SMS対応SIMに入れ替えてアンテナピクトが立つようになり、嬉しかったことを今でも覚えている。

2014.3.13(木) 11:00 音声通話対応SIM(みおふぉん)の提供開始。
音声通話機能付帯料はSIM1枚あたり1000円(税別)。

2014.4.1(火) サービス内容の改定。
(1)バンドルクーポン増量。
ミニマムスタートプラン:500MB→1GB
ファミリーシェアプラン:2GB→3GB
(2)200Kbps通信時の3日間規制改定。
ライトスタートプラン: 3日間で120MB超で通信速度規制→3日間で366MB超で通信速度規制

2014.4.17(木) 11:00 MNP転入対応開始。

2014.10.1(水) サービス内容改定。
(1)バンドルクーポン増量。
ミニマムスタートプラン:1GB→2GB
ライトスタートプラン:2GB→4GB
ファミリーシェアプラン:3GB→7GB
(2)追加クーポン値下げ。
100MBで300円(税別)から100MBで200円(税別)に値下げ。
(3)音声SIMの料金値下げ。
音声通話機能付帯料はSIM1枚あたり1000円(税別)から700円(税別)に正式に値下げ。
実際には、2014.7.1(火)から2014.9.30(火)までキャンペーンとして値下げされていた。

2015.2.26(木) 光コラボ「IIJmioひかり」の受付開始。

2015.4.1(水) バンドルクーポン増量。
ミニマムスタートプラン:2GB→3GB
ライトスタートプラン:4GB→5GB
ファミリーシェアプラン:7GB→10GB

2015.9.16(水) 「おうちでナンバーポータビリティ」提供開始。
MNP転入時の不通期間(電話が使えない期間)が解消されて、オンライン申込みであっても即日開通できるようになったのは大きな進歩。

2016.3.1(火) 利用可能なSIM枚数の変更。4枚目以降はSIM1枚あたり月額400円(税別)必要。
ファミリーシェアプラン:SIM最大3枚→SIM最大10枚

2016.7.1(金) バンドルクーポン増量。
ライトスタートプラン:5GB→6GB

2016.7.7(木) 10:00 利用可能なSIM枚数の変更。追加分はSIM1枚あたり月額400円(税別)必要。
ミニマムスタートプラン:SIM最大1枚→SIM最大2枚
ライトスタートプラン:SIM最大1枚→SIM最大2枚

2016.7.22(金) Pokémon GOの配信開始に伴う通信品質悪化でお知らせが出る。こういうお知らせが出るのは非常に珍しい。(「特定アプリケーションの配信に伴う通信品質悪化」となっており、Pokémon GOを名指しはしていないが。)

2016.10.1(土) au 4G LTE回線利用のモバイルサービス提供開始。
NTTドコモ回線利用版とau回線利用版の名称は以下のようになった。
NTTドコモの3G/LTE回線利用のサービス:IIJmio高速モバイル/Dサービス→IIJmioモバイルサービス(タイプD)
au 4G LTE回線利用のサービス:IIJmioモバイルサービス(タイプA)

2017.6.1(木) データオプション(20GB/30GB)提供開始(予定)
既存の料金プランに対するオプションとして提供。月額プラン毎に、データオプション20GBとデータオプション30GBをひとつずつ契約可能。
20GBは3100円(税別)
30GBは5000円(税別)

つぎに、各料金プランの変遷も見ていく。

■ミニマムスタートプラン
2012.2.27(月) サービススタート時の名称は、ミニマムスタート128プラン。128Kbpsで使い放題のプラン。SIMは最大1枚。月額900円(税別)。

2013.4.1(月) クーポン非適用時の最大通信速度が128Kbpsから200Kbpsに改定。

2013.4.1(月) 名称をミニマムスタートプランに変更。

2013.9.1(日) バンドルクーポン500MBの正式付与開始。

2014.4.1(火) バンドルクーポン1GBへ増量開始。

2014.10.1(水) バンドルクーポン2GBへ増量開始。

2015.4.1(水) バンドルクーポン3GBへ増量開始。

2016.7.7(木) 10:00 利用可能なSIM枚数が最大1枚から最大2枚に変更。

■ライトスタートプラン
2012.12.1(土) 9:00 ライトスタートプランの提供開始。バンドルクーポン1GB、クーポンを使い切ると128Kbpsのプラン。SIMは最大1枚。月額1880円(税別)

2013.4.1(月) クーポン非適用時の最大通信速度が128Kbpsから200Kbpsに改定。

2013.9.1(日) バンドルクーポン2GBへの正式増量開始。

2013.10.1(火) 月額1520円(税別)に値下げ。

2014.10.1(水) バンドルクーポン4GBへ増量開始。

2015.4.1(水) バンドルクーポン5GBへ増量開始。

2016.7.1(金) バンドルクーポン6GBへ増量開始。

2016.7.7(木) 10:00 利用可能なSIM枚数が最大1枚から最大2枚に変更。

■ファミリーシェアプラン
2012.2.27(月) サービススタート時の名称は、ファミリーシェア1GBプラン。バンドルクーポン1GB、クーポンを使い切ると128Kbpsのプラン。SIMは最大3枚。月額2800円(税別)

2013.4.1(月) 名称をファミリーシェアプランに変更。

2013.4.1(月) クーポン非適用時の最大通信速度が128Kbpsから200Kbpsに改定。

2013.9.1(日) バンドルクーポン2GBへの正式増量開始。

2013.10.1(火) 月額2560円(税別)に値下げ。

2014.4.1(火) バンドルクーポン3GBへ増量開始。

2014.10.1(水) バンドルクーポン7GBへ増量開始。

2015.4.1(水) バンドルクーポン10GBへ増量開始。

2016.3.1(火) 利用可能なSIM枚数が最大3枚から最大10枚に変更。

■SIMカード台紙の変遷

3連台紙だった時のもの。SIMカードは、バージョン4(通称:赤SIM)。SMS対応SIMの提供が始まる前は、「データ通信」「SMS」といったシールの貼付は行われていなかった。


こちらも3連台紙だった時のもの。SIMカードは、バージョン5(通称:ピンクSIM)。


こちらは、現行の2連台紙のもの。SIMカードは、MVNO用の無地白色のもの。

初稿:2016年12月19日(月)
最終更新:2017年4月23日(日)

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