「ニッセイカード type one」終了

毛流麦花(モールバッカ)です。メインのクレジットカードとして使い続けてきた「ニッセイカード type one」が発行停止になり、サービスが終了しました。

メインで使っていたクレジットカードのサービスが終了するというのは初めての経験でした。カード発行会社の提携先事業者の都合による終了で、個人的にはかなりインパクトがあったので、経緯を記すとともに、どのような教訓を得たのかを記そうと思います。

1.「ニッセイカード type one」とは?
2.サービス終了のお知らせ
3.代替のカードを検討
4.サービス終了で困ったこと
5.教訓

1.「ニッセイカード type one」とは?

「ニッセイカード type one」は、トヨタファイナンスが日本生命(ニッセイ)と提携して発行していたクレジットカードで、最大のメリットは

・毎月の合計利用金額の1%分が自動的にキャッシュバックされる。

ことでした。ポケットカードが発行しているP-oneカード(後述)の1%OFFとは異なり、利用毎(会計毎)の1%OFFではなく毎月の合計利用金額の1%OFFなので、少額の買い物でも100円未満の端数が無駄になりません。

例えば、合計利用金額が10万円の月であれば、1%分の1000円が請求額から差し引かれ、9万9000円しか請求されません。

国内利用分だけでなく、海外利用分、さらにはApple Pay(QUICPay)利用分も1%オフの対象だったので、メインのクレジットカードとして、国内・国外(ほとんどスウェーデン)のショッピングだけでなく月額料金等の継続的支払いにも、活用していました。

2.サービス終了のお知らせ
そんなこんなでメインカードとして使い続けてきた「ニッセイカード type one」ですが、2018年3月に封書でお知らせが届きます。その内容は、以下のようなものでした。

・ニッセイカード(ATM取引等)を2018年9月22日をもちまして終了させていただきます。あわせて「ニッセイカード type one(クレジット提携カード)」もサービスを終了させていただきます。

ガーン! メインで使い続けてきたクレジットカードがサービス終了してしまうとは! 提携クレジットカードはサービス終了のリスクがあるという話は聞いていたものの、まさか本当にそうした事態に遭遇するとは!

3.代替のカードを検討
取り急ぎ、月額料金等の継続的支払いを別のクレジットカードに切り替える一方で、代替のクレジットカードについて検討を始めました。

ネットでクレジットカードについて調べようとすると、大量のアフィリエイトサイトが出てきますが、アフィリエイトサイトは報酬が発生するカードしか紹介しておらず、すべてのカードを網羅しているわけではないので、クレジットカードについて網羅的に調べるのには役立ちません。

なので、まず主なクレジットカード発行会社(イシュア)をリストアップし、各イシュアのWebサイトでカードをすべて(もちろんプロパーカード、提携カード両方)くまなくチェックする、という方法で調べました。

調査した主なイシュアです。なお、※のついているものは厳密にはイシュアではなくクレジットカードの名称(イシュアは別に存在する)ですが、イシュア名からだと見つけづらいので、一緒に挙げています。実際には、東京クレジットサービスのようなマイナーなイシュアもあり、イシュア名よりもカード名称の方が見つけやすいもの(東急カード、小田急カード他、サービス提供事業者の名前を冠したカード)も多数あり、ともに調べたものの、数が多すぎてメモをとり切れなかったので割愛します。

(1)国際ブランドそのものを発行している会社
アメリカン・エキスプレス、JCB

(2)金融(銀行)グループ系
三井住友カード(を含むVJA,オムニカード協会加盟各社)、セディナカード、三菱UFJニコス(他フランチャイジー各社)、りそなカード

(3)流通系
セゾンカード、UCカード、イオンカード、ゴールドポイントマーケティング(ヨドバシカメラ)、エポスカード、セブンカード、UCSカード、ペルソナカード、JFRカード、エムアイカード

(4)信販系
オリコカード(オリエントコーポレーション)、ジャックスカード、ライフカード、ポケットカード

(5)自動車メーカー系
トヨタファイナンス(TS3カード)、日産カード

(6)鉄道系
ビューカード(JR東日本)、※J-WESTカード(JR西日本)、※JR東海エクスプレスカード(JR東海)、※JQカード(JR九州)

(7)通信企業系
dカード(ドコモ)、au WALLET(KDDI)、ソフトバンクカード、NTTカード

(8)IT企業系
楽天カード、ワイジェイカード

(9)その他
※リクルートカード

「ニッセイカード type one」の代替として使えそうなカードをいくつかリストアップしてみました。

(1)P-oneカード/P-one Wizカード
発行会社: ポケットカード株式会社
特徴: 請求時に自動で利用額の1%OFFとなる。ただし、上述の「ニッセイカード type one」とは異なり、毎月の合計利用金額の1%OFFではなく、利用毎(会計毎)の1%OFFとなる。

(2)VIASOカード
発行会社: 三菱UFJニコス株式会社
特徴: たまったポイントは自動的にキャッシュバック(カード利用代金引落用口座への振込)される。ただし、ポイントは1000円で5ポイント(利用(会計)100円毎に0.5ポイント)でたまり、1ポイント1円で換算、1年間に1000ポイント以上たまった場合のみキャッシュバックの対象となる。(要はポイント還元率は0.5%)

(3)Booking.comカード
発行会社: 三井住友カード株式会社
特徴: 毎月の利用金額(※)の1%分が支払月の翌月にポイントとしてたまる。たまっているポイントは支払時に自動的にキャッシュバックされる。
※: 三井住友カードのサイトでの記載では「毎月のご利用金額の合計100円(含む消費税等)につき1ポイントをプレゼント」となっているので、利用(会計)100円毎ではなく毎月の合計利用金額100円毎、という意味だろうと思いますが、どちら(利用毎or合計利用金額)であるのかについては確認していません。)

(4)楽天カード
発行会社: 楽天カード株式会社
特徴: 毎月の合計利用金額100円毎に1ポイントたまる。(楽天市場等楽天系サービスではより多くたまる。)「楽天カード ポイントで支払いサービス」を使えば、たまっている通常ポイントを支払いに充当できる。

(5)リクルートカード
発行会社:三菱UFJニコス(VISA/Mastercardブランド)、JCB(JCBブランド)
特徴: 毎月の合計利用金額の1.2%分のリクルートポイントがたまる。

(6)dカード
発行会社: 株式会社NTTドコモ
特徴: 利用(会計)100円(税込)毎にdポイントが1ポイントたまる。たまったdポイントは1ポイント=1円として利用可能。

(7)オリコカード・ザ・ポイント
発行会社:株式会社オリエントコーポレーション
特徴: 毎月の合計利用金額100円毎にオリコポイントが1ポイントたまる。

いろいろありますが、「毎月の合計利用金額の1%分が自動的にキャッシュバックされる」という観点では、三井住友カード発行のBooking.comカードが一番近いと言えます。

毎月の合計利用金額の1%前後のポイントがたまるカードは他にもあるものの、たまったポイントが500ポイント以上で使えないとか、ポイントの有効期限、キャッシュバックの手続きの手間などを考えると、Booking.comカードが一番無難そうです。

ただし、Booking.comカードを普段使いで使えるか?と言われると、微妙です。たしかにBooking.com以外のどこで使っても構わないわけですが、このカードをスーパーや書店での買い物の時に出せるかと言われると、毛流麦花は抵抗があります。提携先事業者のイメージを全面に出したカードフェイスですが、このデザインで普段使いするのは、毛流麦花には無理です。

これとは対照的に「ニッセイカード type one」は、たしかにカードフェイスにNISSAYのロゴマークが入っていたものの、シンプルなデザインだったので、普段使いして全然違和感を感じませんでした。実際、スウェーデン渡航時にもホテル、スーパー、書店などでバンバン使っていました。

デザイン以外では、VISAカードしか選べないというのもマイナスポイントです。Apple Payでの利用に難があるため、原則として新規でのVISAカード申込はしないことにしているためです。せめてMastercardも選べればいいのに、と思います。

4.サービス終了で困ったこと
サービス終了で一番困ったのは、

・せっかくトヨタファイナンスでカード利用履歴を積んできたのに、終了せざるを得なくなった。

ことです。当初はトヨタファイナンスが発行する別のカードを作ることを検討したものの、毛流麦花のライフスタイルにマッチするカードはありませんでした。トヨタファイナンスでカード利用を継続できなくても、別のカード会社でカードを作って使えばいいわけですし、CICなどに信用情報は登録されているので新規のカード発行に困るわけではないものの、カード発行会社を頻繁に乗り換えるのではなく、信頼できると判断した発行会社のカードを長く使うスタイルでいきたいと考えています。

特に高齢になってから新規にカードを発行する際には、CIC等に登録された信用情報もさることながら、クレジットカード発行会社で記録されたカード利用履歴も重要になってくると考えており、そうした観点からもカード発行会社で記録・蓄積される利用履歴を大事にしたいと考えています。

さまざまな企業が出現して成長する等世の中の状況は刻々と変わっていくでしょうし、それに応じてさまざまなクレジットカードが出現しては消えていくのでしょうけれども、そうした中でクレジットカード発行会社とはできるだけ長いつきあいができるようにしたいものです。

5.教訓
今回の「ニッセイカード type one」終了で毛流麦花が得た教訓は、「クレジットカードはポイント等のお得感だけでなく、サービスの継続性等も考慮して作るべきである」となります。

サービスの継続性とは、そのサービス(クレジットカード)が長期に渡って継続され得るものなのか、あるいは短期的な徒花(あだばな)に終わってしまうものなのか、という意味です。

サービスの継続性という観点では疑問符が付くカードであっても作ってもいいと思うものの、サービスの継続性で問題が発生しづらいと考えられるカード(主にプロパーカード)と組み合わせることで、長期的なカード利用に支障をきたさないようにしたいな、と。

ということで、サービスの継続性をカード毎に判断して、サービス終了してもできるだけ同じ発行会社内での乗り換えができるようにしながら、かつサービスの継続性とお得感のバランスをとれるように、さらに休眠カードが発生しないようにも注意しながら、プロパーカードと提携カードを組み合わせて使うようになりました。

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